祖父母の檀那寺を訪問しました。電話で概要をお話しして予約を取ったのが2週間前でした。電話口に出られたのは前住職の奥さんで、1年前に前住職が亡くられて息子さんが住職になられたとかでまだお若いようでした。
電話を入れるまではなかなか時間がかかってしまいましたが、訪問してみればそんなに難しい話ではありませんでした。ただ、今回の訪問でお願いできたのはお墓の魂抜きのお経をあげてもらう日程を決めただけです。
いとこ1は完全にお寺さんと関係を解消したいと言っていました。檀家である限り、年に1度振込用紙が届き、いくらかお布施をしないといけないからです。私はその要望には応える事ができませんでした。ご住職との話し合いの中で、来年が祖父の三十七回忌、祖母の二十三回忌にあたるのでその法要と祖父母宅のお仏壇の魂抜きを一度にしてもらう事としました。日程については関東に住む従姉妹たちとも調整して決めるとお伝えしました。
なかなか私の心情として一度にきっぱり全てを終わらせる事はできませんでした。子供の頃可愛がってもらったおじいちゃんとおばあちゃんです。それにこれまでお寺さんとのつき合いをしてきた未婚の叔母が亡くなったときにはお寺さんにお願いすることになるのではないかとか色々思うところがあります。亡くなった人の法要もいつまで行えばいいものか。子の代でできなくなった時に終えるようにしておくのがいいのか。
一概にお墓じまいと言っても単にお墓を解体するだけにはいかないものです。物理的にお墓を解体することと故人の供養しなくなることは別の「しまう」だと思います。
またお墓を解体して遺骨を別のところに移すには改葬手続き、埋葬手続き等、役所での手続きが必須です。こちらは料金は発生しますが解体業者さんに依頼すれば代行してくれるそうです。この件は地元在住のいとこ1が行ってくれています。
お墓じまいはまだまだしなくてはならないこと、解決しなければならないことがでてきそうです。