終活 〜物を減らすことはなぜ必要か〜

終活

なぜなら残された人が大変だからです。

私はまだ?もう?50代です。この先30年くらいもしかしたら生きることになるかもしれません。ですが、両親や義両親を見ていて今じゃなきゃできないなと思っています。まず体力的な問題です。夫はすでに60を過ぎて体のあちらこちらが痛くなってきています。重い荷物を運べるのもあと数年でしょう。それから判断能力の低下です。やろうやろうと先延ばしにしてきたことが年とともにだんだんとできなくなってゆくものです。

まだ実家の売却を考えていなくて、なんとなく片付けをしていた頃は心にゆとりがありました。しかし、売却が決まって家を空にしなければとなった時、実家の荷物をこちらに持ってきて息子の部屋に仮置きした時、精神的にかなりしんどい思いをしました。両親にとっては大切な物だったことでしょう。全部とっておけるものなら気が楽でしょう。しかしながらスペースの問題上それはできません。処分するものととっておくものと選別しなければなりません。おそらくもうしばらくしたら両親のものは結局、全て処分することになると思います。

物と一緒に業者に依頼するお金も残せれば、それも一つの解決方法でしょうが。そもそも「私が死んだ後に全部捨てていいよ。」というのは無責任だと私は思います。捨てていいものなら生きている今、捨てればいいのですから。これは絶対子どもに残しておきたいというものだけ残しておけばいいのです。

物を捨てるということができない人がいるのも事実です。もったいない?思い出の品だから?それはあなたにとってはです。私が大切にしているものでも娘にとってはただのゴミということも多々あります。「残された人が大変」ということを前提に考えたらと思います。またただ廃棄するだけでなく、時間に余裕を持ってすれば必要な人に使ってもらえるようにリサイクルショップを利用するこも可能になります。

すでに着手または終了したこと

  • 食器の数を減らし、食器棚を処分した。
  • 子どもたちに残したい写真の整理をした。
  • 衣類やバックなどは数を減らし、新しい物を購入したら古いものを処分する。(一定数を保つ)
  • そもそも新しい物はなるべく買わず、古いものも修理して使う。
  • 納戸や物置の中にしまっている何年も使ってないものを処分する。
  • 古いPC・・・・市と提携している業者に無料(期間限定)で回収してもらう。
  • 用途不明のケーブル類は全て処分する。(多分絶対に使わない)
  • 郵便物はすぐに開封、選別する。(テーブルの上に放置しない)
  • 書類は必要なものだけファイリング、他は全てスキャンして処分する。

これからしようと考えていること

  • 銀行口座(夫の分)とクレジットカードを減らす。
  • デジタル整理・・・これが一番難しいかもしれません。前職場を辞めた際、職場で使用していた様々なアカウントを解約しましたがかなり苦労しました。
  • 庭木の伐採・・・猫の額ほどの庭ですが、庭木が数本あります。剪定も難しくなるでしょう。枯れ葉の掃除も億劫になるでしょう。わたしとしては伐採したいのですが。。。。

整理・整頓・収納

これは若い人たちが知恵を絞って行ったらいいと思います。私も若い頃、子どもたちのおもちゃで溢れる部屋をどうしたら上手く収納できるか頭を悩ましたものです。ですが終活にはそれは必要ありません。収納するのではなく、物を出して減らしていかなければならないからです。収納グッズも必要ありません。衣装ケースを何個処分したことでしょうか。

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