実家のしまい方① 片付け〜相続手続き

実家

実家の片付けから処分まで書きたいと思います。

私は結構モノに対する執着がないので簡単にものが捨てられるタイプだと思います。母もそんなに溜め込む方ではなかったのでそんなに大変じゃないだろうとたかを括ってました。

母が介護施設に入り、父も近くのケアハウスに入ったのでそろそろ実家を片付けようと思ったのが2018年11月。ここから実家までは50km、高速道路を使って50分。遠方に実家がある人に比べれば全然近い方だと思います。🚙実家に行く⇨ 片付ける⇨🚙にいっぱいに詰め込む⇨🚙途中リサイクルショップに寄って一部売る⇨🚙帰宅して納屋に保管⇨ゴミの日に数袋は出し、残りは次の土曜日(午前中のみだから急いで)に市のクリーンセンターへ🚙持って行く。私の休みの日に実家に行くので、実家の方(住民でないので出せませんが)でもこちらでもゴミの搬入ができなかったのです。なので実家から車いっぱい運んだゴミが1週間ほどうちの納屋に保管されるという状態が続いたのです。これはかなりのストレスでした。

ひたすらこれの繰り返し。だから実家には今住んでいる市のゴミ袋を持っていく。おおまかに可燃ゴミと不燃ゴミ。

初めの頃は分別して、使えそうなものはリサイクルショップに売りに行ったり、うちで使えそうなものは廃棄せずうちで使用しようとしましたが。。。。そうすると我が家のものが増えてしまいます。実家の片付けといってもほぼほぼ90%近くはゴミとして廃棄したと思います。

実家の隣に住んでいるいとこにも大いに手伝ってもらって、2019年7月までに10回ほど片付けに通ったら、「この家誰かに家具付きで貸せるんじゃない?」ってところまで進みました。シェアハウスとか民泊とか夢は膨らみました。そして2020年!コロナさんがやって来ました。コロナと共に父もどんどん衰えていきました。前はケアハウスから実家に戻っては庭や畑の草刈りをしていたけど。

草刈りを業者に頼むことにしました。

家は狭いけど、庭と畑が130坪ほどある。草が伸びる伸びる。6月頃に草を刈ってもらっても夏場は2週間もすればまたまた伸びる。焼け石に水。近所の人には申し訳ないけれど業者に頼むのは年に2回が精一杯。

2021年11月、介護施設に7年弱お世話になっていた母が亡くなりました。年が明けて2022年1月、母の四十九日が終わった頃、実家の近くの不動産屋さんを訪ねてみることにしました。田舎なのでそんなに業者さんがたくさんあるわけではないですが、ネットで目星をつけて訪問しました。初めは誰かに貸せればいいかなぐらいの気持ちでした。実家は駅からは近いのですが、道幅が狭くて車が通れません。郵便屋さんのバイクが通るのが精一杯です。ですから建築基準法で建て替えは不可物件です。築60年近い物件でしたが、リフォームやメンテナンスをしていたおかげで状態はとても良かったです。不動産屋さんを訪問したその日のうちに家の中を見てもらいました。売買専門ということで、賃貸に出すのであればまた別の会社を紹介してくれると言ってくれたのですが、20代の若者3人で起業したというその会社の対応はとても感じがよく、売却の方向で進めることにしました。

実家の土地は母方の祖父から相続したものでした。家は母、土地は母と叔母の共有、そして畑は父の名義という複雑なものでした。まずは叔母と父に売却の方向で進めたいと相談するとともに、母名義の部分を私に名義変更する相続手続きをしなければなりませんでした。司法書士さんに依頼すれば簡単なのでしょうが、前述の通り建替不可の売値がつくかどうかという物件の手続きにお金を払う気にはなれませんでした。夫も何年か前に義父が亡くなった折、自分で相続に伴う名義変更の手続きをしていたので、自分で法務局に出向き手続きしました。今はYouTubeを見ればとても丁寧に教えてくれるのでなんら問題ありませんでした。

続く

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