実家のしまい方③  相続手続き〜売却

実家

相続登記手続き

2022年2月22日に法務局に登記申請書を提出し、手続きが完了して「登記完了証・登記識別情報通知書」が交付されて取りに行ったのが3月3日でした。法務局は平日しか空いていないので最低でも2回は有給休暇を取って出向いたことになります。

売却手続き

ここからは不動産屋さんで売却の手続きです。まずは不動産会社と媒介契約を結びます。媒介契約には3つの種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあります。

  • 一般媒介契約
  • 専属専任媒介契約
  • 専任媒介契約

私の場合は不動産屋さんの話をよく聞いた上で専任媒介契約を結びました。3月3日に法務局に行った足で不動産屋さんに行き、契約を結びました。私、叔母、父と3人での売却となるので3人の印鑑証明書と私が代表で売却手続きをするにあったての委任状が必要でした。

契約を結んだ数日後、ネットに実家の情報が掲載されたと同時にあっという間に問い合わせがあり、あれよあれよいう間、3月22日には買主と売買契約締結となりました。こんなことならもっと高い値をつければ良かったと。後の祭りです。

引き渡しはゴールデンウィーク明けと決まりました。引き渡しの前に司法書士さんの対面確認というのがありました。これが一番大変でした。売却を決めた1月頃はまだ元気だった父ですが、2月頃からだんだんと怪しくなってきました。詳細についてはまた介護カテゴリーを作ろうと考えています。司法書士さんには当初、父の住んでいたケアハウスに来てもらう予定でした。しかしながら予定日の数日前急遽、介護施設に移ることになったのです。司法書士さんには介護施設の方へ来ていただきました。会話もなんだかおぼつかない状態でしたが、かろうじて住所と名前が言えたこと、署名ができたのでOKとなりました。

その後は叔母の家に向かいました。叔母は独身で一人暮らしです。隣に住んでいる私のいとこがちょくちょく面倒を見てくれております。叔母は大丈夫だろうと思っていたのですが、身分証明書が見つかりません。これにはまいりました。運転免許は持っていません。マイナンバーカードも持っていません。これら2点は写真付きなので1点で身分証明となりますが、例えば健康保険証ですともう1点必要になります。予めいとこに頼んでいたのです。介護保険証をと。この介護保険証は65歳となる前月に全員に郵送されております。ただこの介護保険証は介護サービスを受けていないと必要ないので、失くしがちです。母も父も介護サービスを受けることになった時に家中を探しました。叔母に戻ります。介護保険証出てきません。他のもので対応しなくてはなりません。今から住民票を市役所に取りに行く?最終的には叔母は子どもの頃から足に障害があり、障害手帳を持っていました。更新がないようで何十年も前のものでしたが、これでいいと司法書士さんに言ってもらえてこれで対面確認終了です。

引き渡し

こちらは本来なら銀行などのオフィスで行われていました。しかしながら、コロナ禍ということもあり、また金額が安価ということもあり、ネットで全て行われました。私も仕事を休むことなく、職場でスマホで完了しました。

購入者が代金を私の口座に振り込む

振り込んだ旨の電話を受け取り、スマホで確認

不動産会社に手数料を司法書士さんに登記料をスマホで振り込み、それぞれ電話連絡

司法書士さんがネットで登記手続き完了

登記移転完了後、司法書士さんから書類と領収書が郵送されました。不動産会社からはすぐに領収書が送られてきました。

2022年5月13日、こんな感じでなんとか実家は私の手から離れました。母が亡くなって6ヶ月弱。最後の片付けや確定申告についてはまた。

続く

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