介護⑨ 介護施設とコロナ

介護

コロナが流行し始めてから介護施設での面会はほとんどできなくなりました。コロナが起こる前も母のお世話になっていた老健では冬の時期にインフルエンザが流行し始めると面会はできなくなりましたが、通常は普通に介護施設の入り口で名前と連絡先、面会者との関係等を記入して中へ自由に入ることができました。

現在もコロナの波に応じて簡易な面会はできるようになったりできなくなったりを繰り返しております。例えば玄関先でアクリル板を挟んでの面会だったり、義母の老人ホームでは玄関先だったり、1名のみ15分だけ部屋に入れるといった具合です。つい最近は30分の間に2名づつ部屋の中に入れようになりましたので、帰省していた娘と息子を面会に連れて行き、最初の15分は夫と息子、後半の15分は私と娘で面会をしてきました。

介護施設は本当に大変です。昨年、義母はコロナにかかり、病院に2週間ほど入院しました。幸い軽症で熱もほとんどでませんでした。つい最近は父がかかり、38度の熱が出たそうですが、施設のままで入院はせず回復しました。毎日症状を電話で知らせてくださいました。

とにかく高齢者の集団生活なので、感染症は瞬く間に広がってしまいます。本当に介護施設のスタッフの皆さんは予防策を一生懸命考えて下さっていますが、なかなか難しいようです。父の介護施設では「そろそろ面会をもっと自由にできるように考えています。」と言っていた矢先にクラスターが発生してしまったので、また振り出しに戻って一切の面会もできなくなっておりましたが、今週末からまた少しづつ緩和されるようです。

介護施設での面会は試行錯誤のようです。いち早くWEB面会(ZOOMやLINE)を実施したのも介護施設です。これは元気な高齢者には便利ですが、認知症が重症化した高齢者の場合はあまり適しているようには思えません。仕方ないですね。

私たちの生活においてはもはやコロナは終わったかのようですが、まだまだ介護施設では現在進行形です。冬の間だけ流行するインフルエンザとはやはりだいぶ違うようです。

介護施設のスタッフの皆さんには感謝しかありません。いつもありがとうございます。

追記:本日義母の老人ホームから連絡ありまして、スタッフの方のコロナ陽性が判明したため当面の間の面会が中止となったそうです。お盆に孫たちに会わせることができたのは本当に良かったです。

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