介護① 長い長い介護の始まり

介護

母の異変に気付いたのが2009年の夏、母74歳のことです。夏の花火大会を見に、父と一緒に泊まりにきておりました。娘が友達と浴衣を着て花火を見に行くというので母に着付けを頼んだところ、できないと言ったんです。そういえばその時思い出したのですが、お正月に私たちが行くことを知っていたにもかかわらず、料理好きの母のお正月料理がとてもお粗末だったのです。なんか変だと言いましたが、父も隣に住んでいる親戚たちも「年なんじゃない。」の一言でした。

これはおかしいと思い専門の病院に予約を入れたのが9月、最初の診察が12月でした。予約は3ヶ月先しか取れませんでした。MRI、血液検査、面談等色々な検査をし、数週間後やっと専門医の診察でした。病名は「アルツハイマー型認知症」でした。私はやっぱりという感じでしたが、一緒に付き添っていた父はその病名を受け入れる事がなかなかできないようでした。

それからは3ヶ月に1度、父と一緒に母を病院に連れて行きました。長谷川式の認知症検査をし、アリセプトを処方されるというものでした。担当医からは介護申請をしてデイサービスに通うことを勧められましたが、父がなかなか動こうとしませんでした。

その頃、娘は高校生、息子は中学生でした。仕事をしつつ、息子の学校のPTA役員もやり、なおかつ夫は単身赴任中でした。実家に頻繁に通うということはできませんでした。父はその頃元気でしたし、近隣には親戚がおりましたし、まあそれを言い訳にしていたのですが。

2011年春、息子の高校受験が終わったタイミングで父と母の金婚式のお祝いにみんなで1泊2日の旅行に出かけました。この旅行で母の衰えを痛感しこの後、やっと市役所に介護保健の申請をし、介護サービスを受けることにしました。

市役所に介護申請 ⇨ 認定(立ち会いました) ⇨ 介護認定がおりる ⇨ ケアマネジャーが決まる(紹介してもらえる) ⇨ ケアプランを作成してもらう ⇨ 週2回のデイサービスに行き始める・介護サービスで手すりをつけてもらう  *介護申請には主治医の診断書も必要です。提出方法は申請時に詳しく教えてもらえます。

もちろんデイサービスに行くことを最初は嫌がったようですが、次第に慣れてきたようです。まるで子どもが幼稚園に通い始めた頃のようだと思いました。母がデイサービスに行っている間は父にも自由の時間ができ、つかの束の間の休息でした。

続く

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