介護⑦ 老人ホームの選び方と高齢者に届く様々な書類

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親御さんの近隣に住んでいる場合の老人ホームの選び方は料金と介護度にあった施設を選べばよく、そんなに選ぶのに苦労することはないかと思います。実際に見学に行くのも容易ですし。

では親御さんと離れて住んでいる場合はどうか。私の場合は県内です。それでも今住んでいるところの近くの施設にした方がいいかと悩みました。実際に近隣の施設の資料を取り寄せたり見学を予約したりしました。結局は色々考えて親の住んでいるところの施設にしましたが。

遠方の方は本当に大変かと思います。総じて都会だと料金は高額になるし、また、空きがなくすぐには入所できないと言うことも聞きます。近くに呼び寄せることもなかなかハードルが高そうです。

遠方に住んでいる場合、自分が今まで帰省していた頻度と変わらない頻度の訪問で大丈夫そうな施設を選ぶことも重要です。洗濯はしてくれるか、消耗品は自分で用意しないといけないのかそれとも施設が補充してくれるのか等。

親が老人ホームに入った後の住民票をどうするか、郵便物の送付先をどうするか。色々考えてなければならないことが多くあります。後期高齢者医療保険と介護保険関連は住民票のある市の管轄でしかも割と頻繁にこれらの書類が郵送されてきます。

実家があった時は住民票は実家のままで転送の手続き等で対応しておりましたが、実家を売却したのちは父の住民票をこちらに移しました。世帯分離をしております。最初はこんなに書類があるのかと驚きましたが、介護施設の方から「新しい保険証が届いたら持ってきてください。」「コロナワクチンの接種券が届きましたら持ってきてください。」と連絡をいただきますので、その都度対応しております。持っていけない場合は郵送しております。

  • 後期高齢者医療被保険者証(75歳以上)・・・有効期限1年
  • 介護被保険証(65歳以上)
  • 介護保険負担割合証(介護サービスを受けている人)・・・有効期限1年

この他にも年金関連の書類、高額介護サービス費の支給の通知、コロナワクチン・インフルエンザワクチン接種券等様々郵送されてきます。高齢の父はつい1年ほど前までよく対応してたなと感心してしまいます。

老人ホームに入所せず、最後まで自宅で人生を全うできたらそれに越したことはありません。ですが自分で自分のことができなくなってきたら、自らの意思で自分の入りたい施設を選べたらと今から思っています。

⭐️世帯分離・・・同じ住所に住みながら住民票を別にすることです。健康保険料や介護サービスの料金などは世帯収入に応じて計算されるため父単独の住民票にすることで世帯収入が抑えれられ、様々の料金を抑えられるからです。ただし親を子の扶養に入れることによって扶養手当、家族手当等が支給される額が多い場合はこの限りではありません。よく計算してからにしましょう。

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