介護⑥ 老人ホームの種類

介護

現在、義母は近くの介護付有料老人ホームに入所しております。5年程前に家で倒れて救急搬送され、病院、介護老人保健施設(老健)を経て、現在の有料老人ホームに入って4年が過ぎました。足が不自由で車椅子を使用しているので家に戻るのは困難でした。

定員29名のこじんまりとしたアットホームな感じの施設です。個室の中には洗面台とトイレがあり、ベッドからすぐに車椅子でトイレに直行できます。そうは言っても車椅子から便座に移るときによく転倒するようになりました。コロナ禍で面会も思うようにいかず、年齢もありますし(今年の夏で91歳)昨年介護度が3になりました。

今の老人ホームはとても満足しおりますが、有料老人ホームだけあって毎月の支払額がかなり高額です。そんなこともあり先日夫が、系列の介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)に申し込みに行きました。

1つ目に申し込んだ特別養護老人ホームは定員29名のところ70人待ち。2つ目に申し込んだところは定員100名のところ200人待ちだそうです。狭き門ですね。夫のように1人で複数の施設を申し込んでおられる方多いようなので、そのままこの待機人数が反映されるようではないらしいです。それにしても待機人数すごいです。これが現状です。

老健は通常3ヶ月しかおられず、病院を出た後にリハビリのために入所するところです。実際に今住んでいる市の老健は約3ヶ月しか入居できません。義母がそうでした。ですので3ヶ月すぎると、介護2以下ですと自宅に戻るか有料老人ホームに入所することになります。あとサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と言うのもあります。

しかし私の母が入所していた老健(今は父も入所)は長く入所することができましたし、夫の祖母は大都市の老健に長く入所しておりました。3ヶ月しかいられないか長くいられるのかは個別に確認した方がいいかと思います。田舎とか都会とかは関係ないようです。

料金的にみて有料老人ホームはかなり高額です。特養や老健は厚生年金を受給している人であれば年金内でおさまるかと思います。これは80代、90代の人の年金の話です。果たして我々世代の年金受給額ではどうでしょうか。

足腰が弱ってきてくると自宅での生活が困難になってきます。わりと新しい家は段差がないように作られいます。我が家もそうです。しかしながら古い家はとにかく段差が多いです。少しばかりのリフォームではなかなか追いつかないです。

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